時空の扉を抜けて
2022年8月23日
連載開始から30年の軌跡をたどる大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」が東京・六本木にオープン、ということで行ってまいりました。
セーラームーンといえば、知らぬ人はないほど海外を含め一世を風靡した人気の漫画、アニメですよね。
その夢の世界を体験できるとあって、連日多くの人でにぎわっています。
エントランスには連載が始まった30年前に戻れる「時空の扉」が設置されており、それを通って夢の世界へ行くという設定。今回はその時空の扉をラインビューのデジタルプリントで作らせて頂きました。
扉の柄を高さ4Mの2枚のラインビューにプリントして、来場者が通り抜ける部分だけ1重になるようにカットしました。そこが2重になっているとストリングスが身体にまとわりついて、少し通りずらいかも知れないので、デザイナーの方はそこを配慮されたようです。
今回は大きな柄で、しかも細かなレリーフがデザインされているのでプリントでどこまで正確に表現できるか心配でしたが、原作者の武内先生にもご満足いただけるクオリティだったそうでホッとしました。
会場内はあまり写真を撮れないのですが、ラインビューは館内で効果的にあちこちで使って頂いています。出口にもやはり時空の扉が設置されており、ここをくぐって現世に戻る、といった趣向です。
充実したコレクションに、ファン垂涎の原画が沢山みられるセーラームーンミュージアム。そこに加えてラインビューの大きなデジタルプリントを見に、2022年の年末まで開催なので、是非一度足をお運び頂けたらと思います。