透明感のある山並みを表現したラインビュー
2022年1月6日
2021年の秋、紅葉真っ只中の京都へ行ってきました。
どこへ行っても、やはり京都は絵になります。
永観堂から南禅寺を抜け、東山あたりをブラブラと散歩していると、以前ラインビューを納めさせて頂いたウェスティン都ホテル京都があるではありませんか!これは再度訪問しなくては、という事で写真を撮ってきました。
道路側から車寄せに入っていくと、まずこのガラス面の向こうにあるラインビューが目に留まりました。外側からでも、プリントされた山並みがうっすら伺い見れます。
ホテルの中に入って見るとこんな感じです。
こちらの物件では、うっすらと水墨画のような画像をプリントしたものを二重に吊っています。
そうする事で全体的に奥行のある表現になるのです。
また照明の当て方も重要になってきます。照明を当てて明るい方が画がハッキリと見えてくるのです。ですので通常このような日中の光がある時間帯ですと柄が薄くなってしまいがちですが、ここはピロティの中にあるからか、比較的昼間でも柄がハッキリ見えています。
また、奥に見えるミラーに映り込んでいるので、山並みがずっと奥まで続いているように見えるのが、デザイナーさん流石だなあ、と感じたのでした。
皆さんも京都においでの際には、是非お立ち寄りくださいませ!