Zimmer Rohde 2018春 新作コレクション (Z+R)
2018年2月12日
毎年1月はパリに出かけます。
有名なインテリア関係のイベント「メゾン・エ・オブジェ」の期間に重なるようにして、パリ市内で開催されるイベント「パリ・デコオフ」では、インテリアファブリックスのトップブランドがほぼすべて、パリ市内の自社ショールームやテンポラリースペースを借りて、新作の展示やプレゼンテーションを行います。
当社の取り扱いブランドのうち、Zimmer Rohdeグループは、ルーブル美術館の前に自社のショールームを構えています。
本社であるフランクフルト、ニューヨーク、ロンドン、ミラノと並んで、パリも重要なショールームとなっています。
1階エントランスのソファー。
毎年その年のコレクションからピックアップされた椅子張り生地やクッションが並んでいます。
(ソファー生地はWestend”、クッションは汚れの落ちる生地”Infinity Cotton Feel”)
イベントスタートの前日に行われた、エージェント、ディストリビューター向けの商品説明会に参加してきました。
今年のコレクションのテーマは「Destinations」偉大なマルコポーロになぞらえて、21世紀の世界の各地からさまざまなインスピレーションを得て作られたバリエーション豊かな内容となっています。
Atrasと名付けられたこの生地は主にカーテン用の生地です。
躍動する大地を表す大胆な柄がリネン100%の生地のプリントされています。
写真の中のソファーは「Infinity Linen Look」という27色展開の椅子張り生地で貼られており、昨年発表された「どんな汚れでも落とすことができる」インフィニティ・プラス、という商品の新たな展開です。今年はこちらのリネンライクな質感のものと、コットンライクな質感のInfinity Cotton Feelが発表されました。
写真の中のブルーの椅子張り生地と、クッションがそれで、39色展開。食べ物汚れなどは洗剤で、マジックやマニキュアなどはアセトンを使って落とすことができます。
新作の中からブルーのトーンを集めて説明しているところです。説明会ではこのようにカラーのトーン別にコーディネートして見せながら、ドレープ、シアー、椅子張り、と紹介していきます。
手前が椅子張り生地の”Westend”。1階エントランスでも展示していた生地で12色展開、ベースはコットン100%、カットベルベットのパイル部分はヴィスコース100%で、艶と高級感のある生地となっています。
奥のカーテン生地は”Lima”。100%リネン、11色展開で290cm巾の生地です。ストーンウォッシュされたナチュラルかつモダンな生地は、触り心地がとても柔らかく、洗練されたインテリアにぴったりです。
ここ数年のアジア趣味の流れを受け継ぐジャカード生地”Jakarta”。310cm巾で5色展開、古びた壁面の生じたパティナのような意匠は、ここ数年のトレンドである「古びた/vintage」「錆びた/rustic」感じを上手に表現していると言えます。
いかがでしょうか。ここでご紹介した以外にも、時間を大幅に過ぎてしまうほと本当に沢山の商品が今年は発表されました。
当社の青山ショールームや福岡ショールームに実物がありますので、是非確かめに来てくださいね。